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2014/07/06



CINQ サンク 5号。2013。

来年は全て味わう会の開催を企みつつ、これで今年の小布施セット試飲も終了。

【香】
ばっ栓直後のボトルの口に鼻を近づけると、スーッとハッカ香。
糠の香りもまざっているのを感じつつ、
小さい頃、祖父に初めて教わったニッキの香りを思い出した。

【味】
テイスティンググラスで最初の1杯を飲み終わる頃
ヘーゼルナッツ的な味が少し余韻に残った。
ナッツを食べた後の油分も舌に少し残る。
ナッツ好きとしてはおいしい余韻。

【その他】
蔵の説明書には
「4VG由来のスモーキーさ」
「ほんのりアルデヒディック」
とある。

ちなみに4VGとは4-vinylguaiacol<4ヴィニル・グアイアコール>という香り成分で
ヴァイツェン・ビールの特徴ともいえる華やかで燻製のような香りのイメージのこと。
一方、アルデヒディックは脂っぽさ、香水の人工香料的な香り。
味わいの余韻に感じたナッツ系の香ばしさと、油分が
これらの表現に当たるのかもしれない。

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2014/06/29



Le sake Sans Chmie ル サケ サンシミ。

今年のセット、1~9+1本の中で、これだけ、375mlのドルチェワインボトル。
しかも他の4号瓶(というかワイン用ボトルなので約4号。750ml。)は、
王冠なのだがこれだけはコルク栓。

タッポとかあったりして・・・と思いながら、ばっ栓。
日本酒の保存ルールにしたがって立てて冷蔵庫にいれていたので
若干コルクが渇き気味・・・コルクの長さは中ぐらい。1000円ワインほど短くなく
長期熟成向きのコルクほど長くなく。

ばっ栓時の温度は花冷え(10℃)程度。
ばっ栓したボトルの口からは、明らかに、乳製品を思わせる香り。
ヨーグルトほどの酸はなく、牛乳ほどの濃厚さはないが、
明らかに「乳」な感じ+もち米をかまどで蒸したときの風味をほのかに感じる。
ただし、グラスに注いだ後の香りは、ツンと鼻を刺激するミント感に、ヒノキの香りがまざった感じ。

その香りの感覚のままで口に含むと、まずちょっと驚く。
意外と米っぽい味よりも酸味がたつが、その酸味は米酢ではなくやはりヨーグルト酸の強い系。
グラスの中で温度があがってくると、甘みも少しでてくるが、甘みよりは苦味の方が強く残る。

わかめと春雨の酢のもの(三杯酢+ラー油+ごま)にあわせたところ
後味の苦味がつよく感じられた。

ラベルに記載されているとおり
大正生もとは今年だけ、来年は古典生もとらしいので、
全く味わいが違うはずだ。よく記憶しておこう。

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 Sogga pere et fils  NEUF ヌフ 9号。

7号とともに、和食店に持ち込んで
2本を比較しつつ
和のコース料理に合わせてみた。

7号より9号の方が、
ワインマニア女子2名の総合評価は高かった。
(もちろん料理により、
7号の方があう場合もあるが)

7号同様、冷蔵庫から出したてのはじめの
低温・雪冷え~花冷え(5~10℃)では
テイスティンググラスでも、
香はさほど強くなく、
酸味を少し感じる程度。
温度が上がっても、
香りはおだやかでおちついている。

低温で口にふくむと、
ふんわりやわらかい口当たり。
白砂糖ほどシンプルではなく、
はちみつ程濃くない、
たとえばフルーツ缶のシロップ程度の甘み感。

最初から常温ではなく、
花冷えから、ワイングラスで、
温度の変化とともにあらわれる味わいの
移り変わりを楽しむと面白い。
その温度変化が和食のコースの流れにもあう。

常温に近づくほど、徐々に
全体バランスのよさとポテンシャルを感じる。
常温でもアラが出ず、バランスよい日本酒ほど
完成系に近いのかなと思う。

お造り(道産うにon鯛、一晩熟成まぐろ造り)
は、白身、赤身ともOK。
4種のなすときぬかつぎの冷碗は、
なすのとろみ、里芋のねっとり感と相性よい。
炭焼きとうもろこしの香ばしい甘さにもあう。
鮎のぬめりと、ほろ苦味とも、
美味しく飲み進めた。




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Sogga pere et fils  SEPT 7号 ソッガ大正生もと。

9号とともに、和食店に持ち込んで2本を比較しつつ和のコース料理に合わせてみた。

はじめ冷蔵庫から出したて低温の雪冷え~花冷え(5~10℃)では
テイスティンググラスでも、香があまり立ち上ってこず、若干の新緑香を感じる程度。

常温に近づいていく過程で、徐々に酸味苦味が表れてきたが、
常温まできてしまうと、後口に少しざらつきを感じる。
最終的には涼冷え(15℃)程度がよい。

最初から常温ではなく、花冷えぐらいから、ゆっくりワイングラスで、
温度の変化とともにあらわれる味わいの移り変わりを楽しむと面白い。

季節のごま豆腐には9号より7号があったが、
ごま豆腐のだし(かつおこんぶだし+しょうゆ系)だけを7号にあわせると、
9号よりは少し苦味を強く感じる。
もずくと青海苔の吸い物のすだち風味には9号より7号があう。



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2014/06/28




QUATRE キャトル 4号。

ボトルの栓を抜いた瞬間と、グラスに注ぐとき、一瞬、米ぬかの香りがする。

しかしその後すぐに糠の香りは消え、りんごよりはライチっぽい吟醸香。

口に含むとはちみつ(りんご系はちみつ)的に凝縮された甘み。

ブルーベリージャムを食べた後の余韻のような甘みと苦味がある。

プルーンのような風味も少し。


これまで本年度リリースの1,2,3,6号酵母を飲んだが

その中ではこの4号が、一番ユニークな気がする。


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2014/06/23




TROIS 3号

2号と比べると、三つ葉やクレソンなど緑系おとなし系ハーブ香とライムのような青味系の柑橘香。


香りに反して、まず白砂糖系の甘み。のどをとおったあと、すっと一瞬糠っぽさも感じる。

昨年は花の香りもあったが、今年は香りも緑系。


一方、味わいは、昨年の記録にあるピーマンぽい青味はなく、爽やかな甘み。

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ばっ栓3日目、半分ほど残った状態。

ハーブ系の吟醸化がおさまったためか
はちみつ系の甘み風味が生きてきたような気がする。
はちみつといっても、温暖地域のみかん系ではなく、さわやかなりんご系。

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蔵のおすすめ(裏ラベルに記載されている)どおり
えび料理にあわせてみた。

1日目はえびチリ(衣つきを揚げてチリソースにからめた系)、
3日目はえびマヨ(卵白と片栗粉つきを湯通ししてソースにからめる系)。
えびチリも悪くなかったが、
甘辛ケチャップがちょっと浮いた感じ。
えびマヨはバッチリあう!

もっとも、蔵のおすすめは、揚げもの。
純米吟醸に、天ぷらはもちろんだが、天つゆではなく塩で。
フライはタルタルソースで。

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DEUX 2号

ばっ栓直後、ボトルの口から立ち上ったのは、米ぬか香。
吟醸香には、西洋的な香りは弱く、梅に近いような香りと酸味。

昨年は酸味が結構強かった。
今年2013醸造も、爽やかな酸味はあるが、酸を際立って感じるわけではなく、
今年2013醸造の2号の方が全体バランスは良い。
後味はすっきり。

2日目も栓を抜く際にまだまだ抵抗あり、やはり米ぬか系の香。
吟醸香が少しおちついたためか、
口に含むとナッツ系の風味や、結構オイリーさも感じられる。

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NUMERO UN 1号

昨年度から少し変わり、今年は美山錦100%。

開けたてを注ぎ、テイスティンググラスに鼻を近づけると
スーッとハッカの香り。ミントではなくハッカ。なので、洋ではなく和。

口に含むと、おとなしく控え目な、
メロンやマスカットなど、グリーン寄りのフルーツ香。

余韻は短め。

2日目も栓をあけるとまだまだ元気に発泡。

3日目、1日目には感じられなかったが、ほのかにリンゴ風味がでてきた。

料理はかつおの酒盗・・・よりは
オイル系パスタなど、青っぽい香りのするオリーブオイルを生かしたほうがあう。

冷ややっこなら、塩とオリーブオイル。

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2014/06/08




Sogga pere et fils ソガ ペール エ フィス 6号(numero six ヌメロシス)
純米吟醸 無ろ過生原酒

実は冷蔵庫のスペース都合上、4月上旬に到着したものを
常温で6月上旬まで保存してしまった。。
小布施さん、本当にごめんなさい。

ワインよりは湿度に強い日本酒だが
保存温度をころころ変えるのはもちろん良くない。
しかも生原酒。

あるまじき行為であるとは知りながらも、仕方がなかったので
本格的に暑くなる前に必ず消費することにした。

1杯目はテイスティンググラスで。
純米吟醸だが、香りは弱め。
スワリングして苦味を思わせる薬草的な香りがわずかに上がってくる程度。

2杯目は錫のぐい飲みで。
きんきんに冷やした錫のぐい飲みでサーブするとちょうどよいかもしれない。
珍しく、こちらの方がなぜか香りと無ろ過生原酒の炭酸味を感じる。
冷えた温度をキープできるほど、爽やかさが前に出るようだ。

昨年は少しミネラル感も感じたが、今年は
ミネラリーさはあまり感じない。
苦味の香りの割には意外と甘みを感じる

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2013/08/03


Sogga pere et fils ソガ ペール エ フィス 1-9号

純米吟醸 無ろ過生原酒 


小布施ワイナリーで、ワイン生産ができない冬の3ヶ月間だけ仕込まれる日本酒。
ワインボトルに王冠で、一見、白ワインかスパークリングワインかと思わせる外観。

全て、精米歩合は59%、アルコール分は16%。
酵母違いで1,2,3,4,5,6,7,9号があり
酸度、日本酒度が異なり、味わいに差がでている。



UN ヌメロ アン 1号
吟醸香はそれほど強くなく、マスカットの白ワイン的だが派手さはなく、
日本の果物的な上品で控えめな和の香。
さわやかだが、ヨーグルト香と旨味もある。

3日目:フレッシュさのあとに苦みが残る。

4日目:ハーブ香と甘味。



DEUX ドゥー 2号

香り、ひと口目とも酸が強め。
昔ながらの日本酒の味とはこういう酸味なのかと想像させる。
原料由来の香り、風味は弱く酸味が勝っている。

3日目:強い酸味がまろやかになって、少し飲みやすくなる。

4日目:青リンゴの香。酸味がさらにやわらぎ、おちついたまろみ。苦み残る。




TROIS トロワ 3号

控えめだが、スミレ花のような香りと、かいわれ菜を思わせる苦み。
1号よりも香りは弱め。酸味はかなり弱い方。
舌触りは4号よりもさらりと水のよう。
余韻は長くないが、ピーマンなど野菜の心地よい苦みが残る。



QUATRE キャトル 4号

3号が花の香りなのに対し、4号は木や草の香り。
鼻にぬけるようなミントやハッカ香。
ほのかに米の香も。
さらりと水のような舌触りの3号に対し、白砂糖のような甘いトロミと、最後に苦味。

5日目:香りや酸味が弱まった為か、甘味を強く感じるようになる。
しかしベタつくわけではなく、キレはある。




CINQ サンク 5号

華やかな吟醸香。かいわれ菜的な緑の香。
口にふくむとすぐに、グレープフルーツ的な苦み、酸味、甘味が混在。
後味もまさにグレープフルーツがぴったり。

4日目:香り、苦味と酸味は弱まる。6号よりもフルーツ香りは弱い。



SIX ヌメロ シス 6号

さわやかで甘い吟醸香。鼻にスーッと抜ける感も。
アタックはシュワッと泡と、塩・ミネラリーを感じる。
最後は弱めの酸味でスッキリ。




SEPT セットゥ 7号

あけたては6号同様、シュワッと感あり。
塩麹を思わせる原料由来の香り。
酸味は少なめ、余韻に旨味、後口さっぱり。

6日目:まだシュワッと感あり。
麹香は消え、ミネラル感が残る。
甘味、苦味、酸味ともかなり弱まっているので、食中は水のよう。



NEUF ヌフ 9号

6,7号に比べて、シュワッと感は弱め。
桃を思わせる吟醸香。
舌触りにトロミ。
他のシリーズには感じられなかった、ナッツ的なコクがある。

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