◆菩提もと
使用米の78%が精米60%、使用米の21%が精米50%とこちらも、さわやかな吟醸香が強めで原料香の印象は弱い。ソーヴィニオンブランとリースリングの間のライトな白ワインのようなさわやかな酸味。余韻短め。
開栓3日目:
山廃もとよりも、吟醸香強め。1日目より香りはおちつき、青リンゴ。
舌触りは山廃もとに似ているが、余韻の苦味は山廃もとより弱い。
◆山廃もと
原料香や旨味が持ち味の場合が多い山廃だが、これは精米歩合60%で吟醸レベル。
原料香よりも吟醸香がたつ。あけたては、テイスティンググラスでメロン的香。ピリッとすっきり、余韻短め。
開栓3日目:
吟醸香はひかえめになってきた。舌触りにトロミ。りんごっぽい酸味と残り香に桃。後味に苦み。
山廃もと、菩提もと、どちらも香り、酸味、苦味がほのかに残る程度。あけたら3日で飲んでしまうのがよさげ。ちなみにどちらも4合瓶。