2013/08/31



「手取川」で有名な蔵の別ブランド「吉田蔵」の純米酒。

外観はうすいグリーン、
開けたては青りんごの香り。
青系野菜にあいそうな強めの苦みと
甘味自体ははちみつや黒砂糖ではなく、どちらかというと白砂糖的にシンプル。

吟醸クラスの精米で、甘味はシンプルだが、
舌触りはとろり、どっしりコク感はある。

豆板醤や唐辛子をきかせた炒め物でも旨味が残る。

2日目
強めに感じていた苦みが弱まる。
相変わらず旨味はしっかりしているので
1日よりも丸みがでてバランスよくなった。



2013/08/15


外観は淡い緑色。
純米吟醸 赤石 と色見はほぼ同じ。

原酒らしいどっしりしたアルコールを思わせる香りのあと、
テイスティンググラスをスワリングしていると
じわじわとバナナの吟醸香。

とろり食感と甘味。わずかに良い意味でざらつきもある。
赤石に比べるとのどに少しひっかかるかも。

◆壜燗(びんかん)火入れ:
一度ろ過後、旨味を残したお酒を生酒のままビン詰めし、半打栓でビンごとお湯に入れて殺菌。
火入れ後に容器を密閉、急速冷却し冷蔵。
日本酒本来のコク、香りが残り、旨味を保てる。
また、空気に触れにくいので、
タンク貯蔵に比べ品質劣化も少ない。

◆たれくち:
昔ながらのお酒をしぼる器具「槽ふね)」の
口から垂れてくるお酒。
それをびん詰めした無ろ過の生酒。


2013/08/10

開運 ひやづめ 純米



冷やづめ=しぼりたての生酒を殺菌後、数分間温度を保ち。その後、熱処理機で急冷してから常温で瓶詰貯蔵。火入れながら純米生酒的なフレッシュな風味を瓶内に残せる。

開封後、ふわっと香る吟醸香はメロン。
山田錦100%らしく、癖のない奇麗な味。

苦みがゴーヤーチャンプルーにもあう。


清泉 純米吟醸 生貯蔵 七代目




開封後すぐ、さわやかでやわらかな吟醸香がふわり。
しかし、食中に決して邪魔になる香りはなく
アテを食べると、程良い苦みと旨みがバランスよし。

蒸し暑い夏でもさっぱり美味しく飲める一方、
軽いだけではなく、純米レベルの旨味もしっかり。

トマトとなすと油揚げのピリ辛中華炒め
(豆板醤、酒、ウェイパー、みりん、ごま油)
をあわせたがなかなかイケる。





2013/08/03


Sogga pere et fils ソガ ペール エ フィス 1-9号

純米吟醸 無ろ過生原酒 


小布施ワイナリーで、ワイン生産ができない冬の3ヶ月間だけ仕込まれる日本酒。
ワインボトルに王冠で、一見、白ワインかスパークリングワインかと思わせる外観。

全て、精米歩合は59%、アルコール分は16%。
酵母違いで1,2,3,4,5,6,7,9号があり
酸度、日本酒度が異なり、味わいに差がでている。



UN ヌメロ アン 1号
吟醸香はそれほど強くなく、マスカットの白ワイン的だが派手さはなく、
日本の果物的な上品で控えめな和の香。
さわやかだが、ヨーグルト香と旨味もある。

3日目:フレッシュさのあとに苦みが残る。

4日目:ハーブ香と甘味。



DEUX ドゥー 2号

香り、ひと口目とも酸が強め。
昔ながらの日本酒の味とはこういう酸味なのかと想像させる。
原料由来の香り、風味は弱く酸味が勝っている。

3日目:強い酸味がまろやかになって、少し飲みやすくなる。

4日目:青リンゴの香。酸味がさらにやわらぎ、おちついたまろみ。苦み残る。




TROIS トロワ 3号

控えめだが、スミレ花のような香りと、かいわれ菜を思わせる苦み。
1号よりも香りは弱め。酸味はかなり弱い方。
舌触りは4号よりもさらりと水のよう。
余韻は長くないが、ピーマンなど野菜の心地よい苦みが残る。



QUATRE キャトル 4号

3号が花の香りなのに対し、4号は木や草の香り。
鼻にぬけるようなミントやハッカ香。
ほのかに米の香も。
さらりと水のような舌触りの3号に対し、白砂糖のような甘いトロミと、最後に苦味。

5日目:香りや酸味が弱まった為か、甘味を強く感じるようになる。
しかしベタつくわけではなく、キレはある。




CINQ サンク 5号

華やかな吟醸香。かいわれ菜的な緑の香。
口にふくむとすぐに、グレープフルーツ的な苦み、酸味、甘味が混在。
後味もまさにグレープフルーツがぴったり。

4日目:香り、苦味と酸味は弱まる。6号よりもフルーツ香りは弱い。



SIX ヌメロ シス 6号

さわやかで甘い吟醸香。鼻にスーッと抜ける感も。
アタックはシュワッと泡と、塩・ミネラリーを感じる。
最後は弱めの酸味でスッキリ。




SEPT セットゥ 7号

あけたては6号同様、シュワッと感あり。
塩麹を思わせる原料由来の香り。
酸味は少なめ、余韻に旨味、後口さっぱり。

6日目:まだシュワッと感あり。
麹香は消え、ミネラル感が残る。
甘味、苦味、酸味ともかなり弱まっているので、食中は水のよう。



NEUF ヌフ 9号

6,7号に比べて、シュワッと感は弱め。
桃を思わせる吟醸香。
舌触りにトロミ。
他のシリーズには感じられなかった、ナッツ的なコクがある。

---------


2013/08/01



栄光富士 純米吟醸 朝顔ラベル

青草のさわやかさとメロン的な青系フルーツが熟した甘い吟醸香。
ミルクを思わせる甘旨味とキレ。

富士酒造の代表ラベル。








栄光富士 はえぬき生 特別純米 60%

はえぬき=食用米

淡い麦わら色。新緑、グリーンガム、ペパーミントの香り。
アタックは濃厚でガツンと重厚な旨味。
ベタつきは無いが、後口は少しざらつく。のど越しは良い。

2014 © JUNMAISM
Planer theme by Way2themes