Le sake Sans Chmie ル サケ サンシミ。
今年のセット、1~9+1本の中で、これだけ、375mlのドルチェワインボトル。
しかも他の4号瓶(というかワイン用ボトルなので約4号。750ml。)は、
王冠なのだがこれだけはコルク栓。
タッポとかあったりして・・・と思いながら、ばっ栓。
日本酒の保存ルールにしたがって立てて冷蔵庫にいれていたので
若干コルクが渇き気味・・・コルクの長さは中ぐらい。1000円ワインほど短くなく
長期熟成向きのコルクほど長くなく。
ばっ栓時の温度は花冷え(10℃)程度。
ばっ栓したボトルの口からは、明らかに、乳製品を思わせる香り。
ヨーグルトほどの酸はなく、牛乳ほどの濃厚さはないが、
明らかに「乳」な感じ+もち米をかまどで蒸したときの風味をほのかに感じる。
ただし、グラスに注いだ後の香りは、ツンと鼻を刺激するミント感に、ヒノキの香りがまざった感じ。
その香りの感覚のままで口に含むと、まずちょっと驚く。
意外と米っぽい味よりも酸味がたつが、その酸味は米酢ではなくやはりヨーグルト酸の強い系。
グラスの中で温度があがってくると、甘みも少しでてくるが、甘みよりは苦味の方が強く残る。
わかめと春雨の酢のもの(三杯酢+ラー油+ごま)にあわせたところ
後味の苦味がつよく感じられた。
ラベルに記載されているとおり
大正生もとは今年だけ、来年は古典生もとらしいので、
全く味わいが違うはずだ。よく記憶しておこう。
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