新政 純米
左のは写真と異なり、
実際カラーは深緑(ヴィリジアン)。
■ヴィリジアンラベル(緑)
原料米 麹:吟の精/掛:美山錦
精米歩合 麹:40%/掛:55%
開けたてはタンジェリンに比べると、
ライチやピーチ的な
夏の果物を思わせる香り。
少しメロン系の青味も感じる。
■クリムゾンラベル(赤)
原料米 麹:吟の精/掛:酒こまち
精米歩合 麹:40%/掛:65%
3つの中で開けたての香りが
一番穏やか。
余韻にうま味が残る割合が
3つの中では一番。
常温に近づくにつれて
一番酸味とうま味を感じた。
ばっ栓3日目でも、
もっとも微炭酸味を感じる。
■タンジェリンラベル(黄)
原料米 酒こまち
精米歩合 麹:40%/掛:65%
開けたては3つの中で最もバナナ的トロピカル香。
余韻ももっとも短め。
常温に近づくにつれて一番辛みを感じた。
■料理・アテ
この日の料理は比べるのに
丁度良い、和洋中1品ずつ。
和:さんまの甘露煮(みりん+砂糖+しょうゆ+酒)
洋:きのこの塩レモン和え(オリーブ油+レモン+黒コショウ)
中:なすの中華蒸し(甘酢+ごま油+豆板醤+しょうゆ)
みごとに3種のお酒であうアテが3つにわかれてベストマッチ。
タンジェリンラベル(黄)→洋
クリムゾンラベル(赤)→和
ヴィリジアンラベル(緑)→中
一番トロピカルなタンジェリンが洋風なのは明らか。
あとは、クリムゾンとヴィリジアンの違いやが
ボトルの口で香りをかいでみると
ヴィリジアンのほうが若干やけど
紹興酒的な風味や、ハッカ的な香りを感じる。
せやから和より中華の印象なんやな。
一番香りがおとなしいクリムゾンが和にあう。
神戸三宮の和食居酒屋さんで
クリムゾンはちらほら見かけるけど、
あとの2つをおめにかかる機会がないのは
和食との相性のせいなんか?
勝手に独りで納得。